2018.07.27
クルマのメインテナンス

車の駆動方式

駆動方式って、案外大事なのです。

ちょっとメカニカルな話になりますが、クルマはエンジンの位置と駆動方式によってFF・FR・MR・RR・4WDの5タイプに分けることができます。みなさんの愛車はどのタイプですか?「クルマのことはちんぷんかんぷんで全然わっかりませ~ん!」という人でも、マイカーがどの方式か知らなければ困ることがあるんです。その話は後でふれますが、そもそも駆動方式とは「エンジンの力をどのタイヤに伝えるか」を意味するもの。クルマはこの方式の違いで車両価格、走行性能、居住性、運転のしやすさなどに差が出てきます。マイカーの駆動方式を少し理解していればクルマのことがもっと好きになって、ドライブや遠出が気軽に楽しめるようになるものです。そこで今回はいくつかある駆動方式の特徴や意味についてふれていきましょう。

エンジンの位置と駆動輪の関係性。

駆動方式は、4WDを除く4タイプ(FF・FR・MR・RR)が2文字のアルファベットで表現されていて、前の文字がエンジンの搭載位置を示し、後ろの文字が駆動輪を表しています。たとえばFFなら、前方にエンジンを積んでいて前の車輪を駆動する方式なので、フロントエンジン・フロントドライブを略した2文字が使われます。同様に、FRは前にエンジンを積んでいて後輪を駆動する方式なので、フロントエンジン・リアドライブの略。またMRは後部座席付近にエンジンがあって、後ろの車輪(リアタイヤ)を動かす、ちょっと特殊な駆動方式であることからミッドシップエンジン・リアドライブを略したものです。これでおわかりのように、RRはリアエンジン・リアドライブの略で、車の後ろ側にエンジンがあって、後輪を駆動方式にしたクルマです。おなじみの4WDは4 Wheel Drive(ホイール・ドライブ)、つまり4つのタイヤすべてに直結して駆動させる方式であることから「四輪駆動」、あるいは「4駆」とも呼ばれます。

それぞれのメリット&デメリット。

ここまではわかっていただけたとして、次に問題なのが、それぞれの違いというか特徴はなんなの?ということではないでしょうか。では、クルマの駆動方式で最も多く採用されているFFから簡単に説明します。

FFのメリットは

①車内空間を広く確保できる
②車体価格を低く抑えることができる
③走行安定性が高い
④雪道に強い

といった点が挙げられます。

逆に

①アンダーステア(コーナーの外にふくらむこと)になりやすい
②高い馬力に対応しにくい
③重量バランスが悪い
④スポーツ走行に向いていない

などのデメリットがあります。

FRは

①スピード走行に向いている
②クルマの操作性が高い
③重量バランスが良い

などのメリットがある反面、

①車内スペースが確保しにくい
②価格が割高になる
③後輪がスリップしやすい

などのデメリットがあります。

またMRとRRは、ポルシェのようなスポーツカーやF1で走るレーシングカー、2人乗りのスポーツカーなどに使用されることが多い駆動方式です。加速性が良く、高い馬力を発揮するかわりに、居住空間が極端に狭く、操作が難しいなどの理由から、生産台数が極めて少ない特殊なクルマといえます。
ですから詳しいことは別の機会に譲ることにします。

最後の4WDですが、4輪すべてで路面をとらえるため、山道や雪道の走行に強いイメージがあると思います。

そのメリットとしては

①悪路での走破性が高い
②高出力エンジンにも対応できる
③走行性能や安定性が高い
といった点が挙げられます。

反面、

①車体が重くなる
②燃費が悪い
③車体価格や税金(自動車税、車両重量税)が高い

など、現実的なデメリットもあります。

それぞれの特徴を十分理解しておくことが大切です。

駆動方式を知ることで広がるカーライフ。

クルマの走行性能と深い関係にある駆動方式の違いがなんとなく理解してもらえたでしょうか。その上で、みなさんがいま実際に乗っているクルマはどの駆動方式でどんな特性があるか、またどんな走りをするのか、なぜカーブのときふくらんでしまうのかといった疑問が解決できたと思います。ちなみに自分のクルマがどの方式なのか知らないと困ることは、たとえば雪道や轍(わだち)で埋まってしまったときなど、FFのクルマなら駆動輪である前輪にスノーヘルパーを噛ませなくては意味がありませんし、逆にFRであれば後輪にヘルパーを噛ませなくてはいけません。また4WDであれば前輪と後輪にヘルパーを噛ませると、いっそうパワフルに脱出できる仕組みです。

クルマのおおまかな特徴を理解していると、クルマが本来持っている性能をさらに引き出すことができますし、安全運転にも役立つはず。またカーライフが快適になって、ときには節約につながることもあるでしょう。もし、これからクルマの買い替えを検討しているなら、選ぶ基準のひとつに挙げてもいいかもしれませんね。

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