ときには雨をポジティブに考えてみては?
北海道には梅雨がないのであまり気にならないかもしれません。それでもやっぱり、雨がジトジト降る日は気分も湿りがちになるものですね。ところで皆さんは、雨の日もいつもと変わりなくクルマに乗りますか?道路はスリップしやすくなり、視界だって晴れた日に比べるとかなり悪くなります。それにワイパーのせわしない動きに気を取られ、傘をさして前をよく見ていない歩行者への泥はねにも、いつも以上に気を遣うものです。おまけにクルマも汚れてしまうので、必要に迫られて乗る以外、雨の日の運転はあまりしたくないわと答える人が多いそうです。でもちょっと待って。たとえば雨が1年中降らなかったらどうなりますか?農作物はまったく育たず、森から木がなくなって草木が枯れ、ダムの水は干上がり、電気を作ることすらできません。つまり私たちは生きていくためには、雨は必要不可欠なものなのです。そこまで大げさに考えなくていいとしても、たまに降る雨をポジティブに捉え、今回は「雨の日の運転もいいものだなあ」と思えるようなコトをお話しましょう。
好きな音楽を携帯して、クルマに乗り込もう♪
晴れたらドライブに出かけようと計画していたせっかくの休日。それが朝起きるとあいにくの雨模様だったら、子どもたちはブーたれ、デートを約束していた彼女だったらきっと不機嫌になるでしょう。でもそんな日こそ、雨でも楽しめる場所に行ってみてはどうですか?たとえば美術館や博物館、あるいは映画館、プラネタリウム、水族館などの室内施設や、大型ショッピングセンター、デパートなどがオススメです。いつもよりお客さんが少なくてゆっくり見て回れそうですし、「雨の日サービス」を実践しているところなら、そこそこラッキーな特典が受けられるかもしれません。
また、せっかくドライブしたいと思っていたのなら、予定通りそのままドライブを楽しむという手もありますよ。愛車のエンジン音を聞くのが好きな人や、タイヤの性能やワックスの効きを試したい人、雨でクルマの汚れが落ちるからちょうどいい!という人、あるいは車内の適度な狭さが好きな人にもうってつけです。それに雨の日は木々が洗われてとてもきれいに見えて、意外なほど気持ちのいいもの。あとは大きなボリュームで好きな音楽を流せば、いつのまにかストレスフリーに。思いがけないほど充実したひとときが過ごせるかもしれません。参考までに、洋楽と邦楽の「雨の日に聴きたい歌」を集めたサイトを載せておきます。懐かしいメロディーから、思い出深い曲、スタンダード、隠れた名曲、結構マニアックな曲まで、新旧織り交ぜてさまざまな楽曲がずらりと並んでいます。好きな音楽に包まれて、自分の時間に浸るのも悪くないですよ。
◆邦楽 → http://recochoku.jp/special/100267/
◆洋楽 → http://yougaku-matome.com/article/rain.html
雨の日こそ、運転上達のチャンス!
雨の日のドライブはおすすめですが、運転にいつも以上の慎重さが必要なのはいうまでもありません。雨が強ければ強いほど、視野は狭くなります。濡れた路面は滑りやすく、水たまりにはまればハンドルをとられることもあるでしょう。交通事故も増えてしまうので、その危険を未然に防ぐために、安全運転の実施とスピードの出しすぎにはとくに注意が必要です。その反面、雨の日の運転はテクニックや冷静な判断力を養い、歩行者への気配りや、ちょっとしたトラブルにも慌てない気持ちの強さが身に付くメリットもあります。人生、何事も経験です。とくに初心者やペーパードライバーなど、運転にあまり自信のない人ほど積極的に練習をしてみましょう。
さて、雨の日の運転で気をつけておきたいのが、クルマの点検とメンテナンスです。とくにタイヤは溝の残りを必ずチェックするクセをつけるといいですよ。もしスリップサインが出ていたらなるべく早めに交換すること。それにワイパーもチェックも雨の日じゃなければなかなか確認できません。もしゴムが切れているとか、劣化していたらすぐに交換しましょう。ワイパーは消耗品なので、1~2年に1度の交換が目安です。もし自分だけでは不安な人は、お出かけ前にHonda Carsの販売店か当社まで気軽にお立ち寄りください。雨の日でも楽しめる情報が手に入るかもしれませんから。