あら、エアコンが効かない?どーしましょ!
夏の真っ盛り、暑い部屋のなかとか炎天下の屋外にいたら溶けちゃいそうな日でも、エアコンでばっちり冷えたクルマなら快適そのもの。最高気温でもなんでも更新してみなさいよ!みたいな強気な気分になる人もいらっしゃることでしょう。とくに北海道でも蒸し暑い日が続くと、エアコンはもうマストアイテム。体にはあまり良くないかなと思いつつも、毎日の通勤やお買い物、ドライブやちょっとしたお出かけにも、エアコンのありがたさを思いきり感じるに違いありません。
でも、ひどい暑さから逃れようとクルマに乗り込んだのに、エアコンのスイッチを入れた途端イヤ~な臭いとともに生ぬるい風がぼわわわ~んと吹き出した、なんて経験はありませんか?あれは本当に落ち込みます。それがもし長距離ドライブ直前だったら、悲劇。とくにクルマの中は外気よりも暑くなるため、温度と湿気はそんじょそこらのサウナ以上。同乗者には文句をいわれ、外出の計画は中止になり、信頼まで失うことに。小さなお子さんや高齢者がいたら熱中症も心配です。そうなる前に、エアコンが効かくなったときの対処法をご紹介します。
その原因と対策は?
さて、エアコンが効かなくなる原因の多くは、エアコンガス不足によるものです。エアコンガスは外気を冷却するための冷媒ガスなので、当然ですが減るとエアコンの効きは悪くなります。この場合はエアコンガスの残量を確認して、補充すればOK。ガソリンスタンドやカーショップなどに頼むと、およそ3,000~5,000円くらいで済みます。ただしこのガスチャージはあくまでも応急処置的なものなので、ベストな状態に戻すには「エアコンガスクリーニング」をおすすめします。
次に考えられる原因はエアコンガスの漏れです。本来エアコンガスは密閉された配管の中で循環しているため、そう簡単に減るものではありません。それがガス補充後でもすぐ無くなるのなら、それはどこかから漏れている可能性があります。修理工場などでしっかり見てもらいましょう。
その他の原因なら、コンプレッサーの故障かもしれません。エアコンのコンプレッサーは直径20㎝ほどの円筒形をしていて、エンジンに取り付けられています。これはファンベルトで作動する仕組みになっているため、エアコンのスイッチを入れても「カチッ」という作動音がしないとか、アイドリング時のエンジン回転数が上がらなければ、コンプレッサーの故障が考えられます。
以上のように、エアコンのトラブルはひとりでは解決できないことが多いもの。もしちょっとでもエアコンの風がひんやりしなくなったなあと思ったときは、当工場へお越しください。プロの整備士が適切に対応しますのでお気軽にどうぞ。
あエアコンも使い方次第で燃費がUP!
夏の真っ盛り、暑い部屋のなかとか炎天下の屋外にいたら溶けちゃいそうな日でも、エアコンでばっちり冷えたクルマなら快適そのもの。最高気温でもなんでも更新してみなさいよ!みたいな強気な気分になる人もいらっしゃることでしょう。とくに北海道でも蒸し暑い日が続くと、エアコンはもうマストアイテム。体にはあまり良くないかなと思いつつも、毎日の通勤やお買い物、ドライブやちょっとしたお出かけにも、エアコンのありがたさを思いきり感じるに違いありません。
エアコンは便利で必要不可欠なモノですが、あまり頻繁に使いすぎると、その分だけガソリンを消費します。ちなみに、夏は一般的に25~30%も燃費が悪化するとか。でもわずかですが、それを改善する方法があるのでご紹介しておきますね。
1つ目は、エアコンを「内気循環」にすることです。空調のスイッチには外気導入と内気循環(車内をグルグル回るマークが多い)があります。クルマに乗ってすぐは屋外よりも車内の温度のほうが高いため、始めの数分は外気導入にして車内温度が少し下がるのを待ちます。その後に内気循環に切り替えると、エアコンから効率良く冷風が吹いてくれます。
2つ目の方法はエアコンの温度設定を低めにすること。低い温度設定は燃費を悪くすると思われがちですが、ほとんど関係ありません。ですから始めに最低温度にして一気に車内を冷やし、後からゆっくり温度を調整することがポイントです。
3つ目は風量の調節で、始めに大風量で一気に冷やすことが基本。風を車内に送り込むにはファンを稼働させなければなりませんが、それには多くの電力を消費します。ですから最初に風量を大きくするほうが車内がよりよく冷えるというわけ。以上をまとめると、始めの数分は内気循環+最低温度+大風量にして、車内が冷えてきたら外気導入+適性温度+小さな風量にするのが賢い使い方。
後、日の当たる屋外に長時間駐車しておくときは、窓ガラスの内側に遮光シートを1枚貼っておくことをおすすめします。これ1枚で車内温度の上昇をずい分抑えてくれて、クルマに乗り込むときの不快な暑さが半減できます。みなさんも暑さ対策を万全にエアコンを上手に活用して、HOTな夏をCOOLにお過ごしくださいね。