クルマの運転にストレスは禁物。
ゴールデンウィークやお盆、そして年末年始に故郷へ帰省する皆さん。利用する交通機関は飛行機ですか?JR?それともクルマ?もしクルマだとしたら、帰省ラッシュにぶつかるとどこも混みあってイヤになりますね。せっかく家族みんなでプランを立てて出発したのに、高速道路が渋滞でノロノロだったとしたらイライラは募るばかり。おまけに奥さんが隣で高イビキをかき出し、後部座席では子どもたちが退屈しちゃって、まだ着かないの?とか、お腹すいた!とか、トイレに行きたい!なんて騒ぎ出したらもうダメ。運転するパパだけヘロヘロで、ストレスはMAX状態です。そこで今回は渋滞に直面したときでもストレスをため込まず、落ち着いて、おだやかに過ごせる対処法を紹介します。
渋滞情報は、早め&的確なキャッチが基本。
渋滞を回避するベストな方法は、やっぱり混みやすい日や時間帯を避けること。当然ですがそれがいちばん確実です。そのためにも、出発前の情報収集はしっかりしておきましょう。キャッチした情報から渋滞が予測されるのであれば、ロードマップやカーナビをうまく利用して別のルートを探してみるのも対策のひとつです。もしかしたら意外な抜け道が見つかるかもしれません。それにいまはスマホで渋滞や規制情報が確認できるサイトがいくつかありますし、地上デジタルデータ放送の渋滞・規制情報などもあります。仮に渋滞に巻き込まれそうなら、それを定期的にチェックしてみてください。また高速道路では渋滞専用放送のハイウェイラジオもありますから、それらを上手に利用して渋滞を乗り切りましょう。
渋滞に備えて準備しておきたいもの。
いくら慎重に計画して準備したとしても、大勢の人と休みが重なる限り、どうやっても帰省ラッシュの渋滞を100%避けることはできません。だからせめて少しでも気分を和らげ、気持ちがリラックスできるような方法を考えましょう。ごく一般的ですが、たとえば音楽は効果的です。好きなCDとか曲を編集した「音楽」を車内で流せば、渋滞もそれほど気にならなくなりそう。文学の名作を朗読するCDも意外に良いかもしれませんね。
ところでずっと同じ体勢で長時間運転するドライバーは疲れるものですが、それは子どもたちにとっても同じこと。退屈でダダをこねたくなる気持ちもわかるので、車内でできるゲーム(クイズとかしりとりなど)をするとか、車載用DVDプレーヤーでアニメなどを見せるとか、ふだん話せないことをこの機会に話してみるのもいいかもしれません。もちろん、飲み物やスナック菓子、サンドイッチなどの軽食も多めに準備しておくともっといいでしょうね。
ガス欠とトイレには、十分な注意を!
残念ながら渋滞に巻込まれてしまったら、長時間運転による集中力の低下とクルマの燃料切れには十分気をつけましょう。ちなみに高速道路上のガソリンスタンドは、約60kmごとのサービスエリアや、約20kmごとのパーキングエリアに設置されています。余談ですが、高速道路でガス欠になってクルマを停止してしまったら、整備不良で点数2点と反則金を取られる可能性がありますので、十分ご注意を!またガソリンの補充ついでに、ブレーキ・オイル・ライト・バッテリーなどの点検を済ませておけば一石二鳥ですね。
また一般道路でも道の駅が年々増えていて、いまや全国で1,000ヵ所以上。道内だけでも110カ所以上設置されています。中には観光施設や温泉、フードコート、地元野菜などを販売する駅も少なくありません。もし運転に疲れたらこうした場所で少し休み、渋滞が緩和されたころにゆっくり出発するという方法もあります。また長時間の渋滞では、もっとも困るのがトイレでしょう。行けるときは早めに寄っておくほうがいいようです。「パパ、トイレに行きたい~~~~!あ、もう間に合わなかったわ……」なんてことのないよう、念のために緊急用の携帯トイレを用意しておくといいですね。いずれにしても、グッズや休憩をうまく利用して渋滞のストレスを軽減したら、帰省先で思いきりリフレッシュしてくださいね。