ホイールアライメントってそもそも何?
クルマ好きのみなさ~ん、ドライブは楽しんでいますか。マイカーの調子はいいですか。エンジンから異音がするとか、ブレーキの効きが悪くなったとか、気になるところはないでしょうか。クルマを好調な状態でキープするのは、1にも2にも日常点検とこまめな整備です。忘れずに行うようにしましょう。最近はイヤな交通事故のニュースも多いです。とくに長距離を走るときや夜間走行には、スピードの出し過ぎや疲労からくる居眠り運転に注意してくださいね。
ところで、クルマを安全に快適に走らすためには、4本のホイール(車軸)に正確な角度でタイヤが取り付けられていることが基本です。それがなんらかの衝撃や長年の使用で少しでもずれてしまうと、走行に支障が出て危険なうえに、タイヤの寿命を短くしてしまうことも。そこでクルマとタイヤの取付け角度を適正な状態に微調整することを、「ホイールアライメント」といいます。今回はこれを解説していきましょう。
クルマの骨盤矯正と呼ばれるワケ。
タイヤは本来、横から見ても正面から見ても上から見ても、各ホイールに対してまっすぐに装着されていなければ元々の性能を発揮することができません。そこでクルマ一台一台に合わせて、微妙な角度のゆがみを修正・改善するのがホイールアライメントの役目です。このことから「クルマの骨盤矯正」とも呼ばれているのです。これをすれば、カーブでハンドルを取られやすいとか、直進道路の高速走行でガタガタ振動するとか、特定のタイヤだけ片減りするといった症状が減少します。
タイヤの角度を修正すれば溝は均一に減っていくので、その分だけ長持ちしてくれます。さらに燃費向上や快適性のアップにつながるなど、ECOな一面も期待できます。ホイールアライメント調整のタイミングは、できればタイヤ交換のときに同時に行うと良いよといわれるのは、こうした理由からです。
ホイールアライメントの構成要素。
ちょっと専門的になりますが大事な話なので、がまんして読んでくださいね。ホイールアライメントとは各ホイールの整列具合のことですが、その調整には多くの要素が複雑に絡み合っていますから、ここでは構成要素で大切な3つの角度について簡単に説明します。アライメントにはそれぞれ、トー角、キャンバー角、キャスター角と呼ばれる角度があります。
トー角とはクルマを上から見たときのタイヤの角度のこと。クルマは基本的にタイヤの向いている方向に進むので、トー角の調整はとても重要です。
キャンバー角もトー角と同じように、タイヤの角度のことを指します。クルマを前から見たときに垂直方向に対して、どれだけ傾いて取り付けられているかを確認するためです。
キャスター角とは、クルマが動いているときにタイヤの中心が地面と垂直な角度になっているかどうか確認するためです。
ちょっと難しい話ですが、ホイールとタイヤにはちゃんとした角度調整が必要なんだなぁということを、なんとなくおぼえていてもらえるとうれしいです。
ホイールアライメントの調整は、ぜひHonda Cars札幌中央ボディサービスへ。
クルマの足回りで気になっているとか走りに違和感があるなら、アライメント調整をおすすめします。これをすることで燃費やコントロール性能が良くなるとか、フラつきの少ない高い直進性とコーナリング性能がグンとアップします。またタイヤ寿命が延びたり、サスペンションやステアリング周りの耐久性も向上したりして一石二鳥の効果が生まれます。
みなさんご存じのように、Honda Cars札幌中央ボディサービスでも、ホイールアライメントの調整をお引受けしています。もしホイールアライメントに少しでも興味・関心があれば、ご連絡ください。プロの技術でお客様の大切な愛車を一台一台丁寧に仕上げます。詳しくはこちらのホイールアライメントのページをご覧ください。