意外にむずかしい助手席の立場
クルマの運転が大好きな人でも、たまには助手席に座ることがありますね。ドライバーがご主人で後部座席に子どもたちなら、それほど気にすることもないかもしれません。でもですよ、あまり親しくない人とか会社の上司の隣だと、割と緊張すると思うんです。
「私は助手席で、場をなごませるために何をすればいいの?」なんて考えるはず。そこに存在するのがマナーやエチケットです。ご主人や親しい人であればなんとなくわかるでしょうけど、たとえばドライバーと助手席の人が異性同士だったとしても、年齢差があったら、結構難しいと思うのです。そこで今回はそのあたりをうまく切り抜けるちょっとしたコツお話しましょう。
まずは気分よく運転してもらうこと
助手席に座る人のマナーは、ドライバーに気分よく運転してもらえるようすることが基本です。あたり前の話ですけど、匂いのきつい香水をつけないとか、飲食はなるべく控えるとか、スマホの見っぱなしはしない。自分だけ勝手に寝てしまうなんてところがNGです。あまり長いこと無言のままだと車内の空気も重くなりますね。でもそのときこそコミュニケーションが取れる絶好の機会です。積極的に話しかけてはどうでしょう。世間話や趣味の話、ちょっと笑えるような話、あるいは失敗談だったら、きっと場の雰囲気も盛り上がると思います。
でも、あまりおしゃべりに夢中になって、ドライバーの注意力が落ちないように気をつけてくださいね。事前に遠出をするとわかっているなら、ガムやタブレット、ドリンクなどを用意しておくといいですね。それにドライバーが疲れてきたかな?と思ったら「代わりますか」と一声かけるのもマナーのひとつです。
運転中に助手席でやってはいけないこと
次にドライバーが気にかけるいくつかのマナーです。
①食べこぼしをしない。
車を大切にしている人は多いものです。車内で何かを飲食する際には、食べこぼし、飲みこぼしには十分注意すること。
②運転を邪魔するような言動は避ける。
最近は男性よりも運転に慣れている女性もいますが、男性がする運転に不満を感じたとしても、乗せてもらっているという意識を高め、ドライブ中は極力運転に口出しをするのは控えましょう。また、渋滞にハマったときも同様です。ひと言でも呟けばその気持ちが運転手に伝わって二人ともイライラしてしまうものです。道を間違えたときも同様ですね。十分注意しましょう。
③ドライバーの注意をそらす言動はNG!
せっかくここまでいい感じできたとしても、道路上に何か見つけたとか、すんごくキレイな景色を見つけた場合でも、決して大げさに騒いではいけません。これではドライバーは集中できず、邪魔どころか危険にすらなりますから。目的地に無事に着くまでがドライブとわきまえて。
ファミリーで乗るときだってマナーは必要
さてここまではファミリーを乗せたドライブシーンでなく、あまり親しくない人とか会社の上司の隣だったらと想定して書いてきました。どもこれが、自分がドライバーで助手席に妻、後ろに子どもたちだとしたら、かなり様子が変わりますね。まず助手席の人のマナーやエチケットがゆるくなったり、子どもたちもかなりのパワーで文句を口にするでしょう。
私的なことで恐縮ですが、わが家の場合、絶対に運転席に座ってくれません。運転免許を持って数十年になるのに。私がインフルエンザで高熱でうなされている時でさえ、隣で「大丈夫なの〜?」と口にするものの、運転を代ろうとはいいませんでした……もちろんお菓子もちょくちょく食べますけど掃除もしないし、洗車を手伝おうか?なんて言葉を掛けられたこともありません。そのくせ、運転中は文句だらけ……でも運転が嫌いなわけではないのでそれでも良いんですけどね。皆さんのファミリーはどうですか?せっかくの楽しいドライブ、気持ちにも余裕を持って楽しく運転したいものですね。